パリスグリーンの花嵐

「花緑青急行」の同人誌の下書き代わりにも使うブログです。

海南市→徳島市(2024.8.25-26)

こんにちは。

今回は国内旅行をした際のYouTubeでの動画でカバーしきれない部分の旅程を紹介する、といった感じの記事になります。

 

youtu.be

目的地は和歌山県徳島県で、早朝に羽田空港から南紀白浜空港に飛び…

 

busoexpress.hatenablog.com

和歌山県田辺市内にある同人誌即売会に参加し…

 

youtu.be

白浜駅に出てそこから列車で紀伊半島を北上。

 

ということで海南駅へやってきました。

WEST EXPRESS 銀河(以下:銀河)から南海フェリーに乗り継ぐにあたって海南駅で下車した理由は2つあります。

 

1つは銀河の時間とフェリーの時間の兼ね合いで和歌山駅和歌山市駅和歌山港と列車を乗り継ぐルートが使えず、タクシーを使わなければならない状態だったのですが、地図を見ていたところ、海南駅から和歌山港までが案外近いのに気付いたためです。

さらに銀河が海南駅で長時間停車するダイヤとなっていたため、そこで降りた方が時間に余裕があるんじゃないかと考えた訳です。

 

もう一つの理由はこちら。

スターバックスの47都道府県制覇に向けた和歌山県内店舗の利用を考えた際、和歌山駅周辺には店舗がなかったものの、海南駅周辺では海南nobinos内に店舗があったため、そちらを訪問することとしたためです。

 

kainan-nobinos.jp

海南nobinosは2020年に図書館等の機能を集約して誕生した新しい複合施設で、館内のカフェ運営をスターバックスに委託している形のようです。

 

…が、ここで少し誤算が。

海南nobinosは地図で見る限り駅からせいぜい200mくらいかと思っていましたが実際には500mくらいあり、さらにこの日の海南市内はやたらとタクシーの台数が少なく、訪問後に駅前まで戻る羽目となり、10分程度で済むかと思っていたタスクに20分近く時間を要してしまいました。

 

駅前に戻った瞬間にタクシープールにやってきたタクシーに乗車して南海フェリー和歌山港に到着したのは19時頃。乗船予定の便の出航は19時10分だったので次の便まで待つことも覚悟しましたが、港の係員さんが機転を効かせてくれたお陰でなんとか乗船出来ました。

乗船券をネットで予約済みだったのも功を奏したのかもしれません。

 

そういえば、乗車したタクシーの運転手さんが交通系YouTuberの動画をよく見ている方で、その話でも大変盛り上がり、時間に余裕がない中でも楽しい時間を過ごすことが出来たのもよかったです(ちなみに海南→和歌山港の運賃は4700円でした)

 

さて、船内には自習室状の作業スペースがあり、荷物内に上手く入らなかったことで今回は持ってこなかったノートパソコンがあればなぁと思いつつ運賃とは別途課金した有料エリアでのんびりしていると、徳島港に到着しました。

 

徳島港から徳島駅前までは徳島市交通局の4系統のバスが接続しています。

 

この路線ではQRコード決済が使えました。

地方のバスに乗る時は運賃用の小銭を用意するのが億劫になりがちですが、こういった形でも旅行客の利便性を高めてもらえるのは大変に助かりますね。

 

しかしこんな形で利便性向上を図ってくれていた徳島市交通局も例に漏れず経営状態は芳しくなく、近い将来に見納めになるという話も出ているようです…

 

南海フェリー徳島港から徳島駅前までは便によって所要時間にばらつきはありますが20~25分ほどで到着します。時刻は22時前頃でした。

 

www.daiwaroynet.jp

本日は駅前ロータリーに面した場所にあるダイワロイネットホテル徳島駅で一泊します。

 

早速チェックインして自室へ。

ベッド上の阿波踊り藍染めをモチーフにしたアートが目を引きます。

 

このあと夕食を食べに行きますが、徳島で夜に食べたい名物といえばやはりラーメン。

そのお店としてまず名前が挙がるのはラーメン東大でしょうが、その大本山である大道本店は駅から少し離れており、さらに以前訪問したこともあったので、今回は駅前にある別の系列店を訪問しました。

 

7-men.com

徳島ラーメン麵王徳島駅前本店にやってきました。

ラーメンに肉スライスと白ご飯を追加した上記の写真で1180円。

この時間にいただく豚骨醤油系のスープの一杯は長旅で疲れ切った心身に沁みました。

 

この後ホテルに戻りすぐ眠りに就きました。

 

翌日は朝食バイキングをいただくところからスタート。

6時半から開始で、地元ゆかりのメニューもある充実の品揃えでした。

 

部屋でしばらくのんびりした後、9時前にホテルをチェックアウト。

先述したアクティビティの一環で駅ロータリーに面したスターバックス徳島駅クレメントプラザ店に訪問し、徳島県内の店舗の来店実績も作ることができ、これで中国四国地方を全て埋めることに成功しました。

 

この後は徳島駅前を9時25分に出発する徳島阿波おどり空港行きのリムジンバスに乗車しますが、そこから先は再び動画でお届けしていきます。

 

…ということで、今回の記事はここまでです。

今後も気が向いたらこのような形で記事にしていければいいなと思いますので、よろしくお願いいたします。

台中站→桃園機場第一航廈站(高鐵経由)(2024.7.2)

こんにちは。

 

yakyurin.hatenablog.com

今回の記事では前回までの記事で紹介してきた台中市内での観光を終え、桃園機場(空港)を0時過ぎに出発する便で帰国するために両者間を移動するお話になります。

 

ということでホテルに預けていた荷物を受け取って台中駅の南方面行きホームにやってきました。

これから利用する台湾の新幹線「高鐵」は勿論台中市内にも駅を構えていますが、この台湾鉄路の台中駅には直接乗り入れていません。

そのため、まずはこれから「もう一つの台中駅」を目指すという形になります。

 

しばらく待っていると2両編成のディーゼルカーがやってきて「え、まさかこれに乗るの?」と思っていましたが、ただの回送列車だったようで通過していきました。

 

乗車する區間車がやってきました。

台湾鉄路では普通列車のことを區間車(区間車)といいます。

 

列車に揺られること4駅ほど、新烏日という駅で下車します。

ここが高鐵の台中駅に接続する駅で、上の写真ではバスの車庫の奥に高鐵のトラス橋が見えています。

 

エレベーターに乗ってコンコース階に出ました。

新烏日駅から台中駅(高鐵)までは思いの外距離がありました。

乗り換え時間にはかなり余裕を持っておいた方がよさそうです。

 

なお、この駅には台中市内を走る新交通システム「台中捷運」も乗り入れており、こちらは「高鐵台中」という駅名となっています。

連絡口はその車両を模した装飾がなされていました。

 

台中駅(高鐵)のきっぷ売り場にやってきました。

今回はKKdayというサービスを使って海外客向けの割引料金で予約済みで、さらにそれと併せて高鐵のWebサービスで列車と座席の指定を済ませておいたので、ここでは手配の際に通知した自分のパスポート番号を出札さんに提示して切符の発券のみ行ってもらいました。

 

そうして出てきた切符がこちらです。

「海外優恵」という文字列が先述した割引での利用を示しているみたいです。

 

改札口の前に来ました。

左の緑色の文字で示されている方が南行きで、右の水色の文字で示されている方が北行きですが、「南港行き」が「北」に向かう列車になるのは何かモヤっとする感じがあります。

高鐵には日本の新幹線でいう「のぞみ」「ひかり」「こだま」のような愛称はありませんが、速達タイプから一部停車タイプ、各駅停車タイプまで停車パターンがいくつか用意されているようで、号数を見ればどんな停車パターンの列車かある程度察しが付きそうです。

なお、台中駅(高鐵)は全列車が停車して始終着の列車も設定される主要な中間駅という扱いのようでした。

 

予約した854号が発車するまであと1時間以上あったので、駅の中のスターバックスでゆっくりしていきます。

ちなみに、日本で発行したスタバカードはここでの支払いに使えないようでした。

 

台中駅(高鐵)の中には他にもそこそこの数の飲食店があったので、時間を潰す場所にはあまり困らなそうでした。

 

さて、出発の時間が近付いてきたのでホームへ上がりました。

これから乗車する854号は3番ホームから出発しますが、これは終点の南港駅まで各駅に停車する列車でした。

この列車が発車して3分後には速達タイプの156号も発車しますが、こちらは今回列車を下車する桃園駅(高鐵)には停車しないので、この時間帯でこの区間を利用する場合は前者を使うしかないようでした。

しかし、先の駅で追い抜きが発生するのであれば、この駅で854号の停車時間を伸ばして156号と接続を取った方が利便性は上がるのではないかと思いましたが、台湾ではそういった利用方法があまり一般的ではないということなのでしょうか。

 

854号がやってきました。

前回の台湾旅行では利用する機会が無かったので、これが初めての乗車に。

 

trafficnews.jp

新大阪から東では見納めになってしまったこの顔の車両も台湾ではまだまだ健在…と言いたかったところですが、今年の春にとうとう置き換えの計画が明るみになったので、あと何回くらいお世話になるか…というところ。

 

車内も大体日本の新幹線と同じような雰囲気です…が、平日夜のこだまタイプの列車にしてはめちゃくちゃ混んでいました。

3列の窓側を取ったのですが、隣2席はいずれも利用客がおり、しかも2人とも自分よりも先に乗車していて降りる場所も自分より先の駅だったので荷物を抱えて席に出入りする際にはかなり迷惑をかけてしまいました(明らかに迷惑だったのに荷物を出すのを手伝ってくださったりもしたので尚更申し訳なさが…)

この区間を利用する場合は窓側に空きがあっても通路側のC席かD席を利用するべきだったと反省しております。

 

さて、40分ほどの乗車で桃園駅(高鐵)に到着しました。

こちらも台湾鉄路の同名の駅とは全く違う場所にある駅となります。

 

www.google.com

地下にあるホームから地上に出て桃園空港を経由するMRTに乗り換えますが、時刻は既に21時過ぎ、到着する頃には空港の飲食店は閉まっていそうだと思ったので、この駅の中にある一風堂で腹ごしらえをしておくことにしました。

 

一風堂は昔自分の通っていた大学の近くにあって一時期ちょいちょい行っていたなぁと思い出しながらの一杯となりましたが、一応これが台湾での最後のお食事に。

 

ラーメンを食べ終わって桃園駅(高鐵)の外に出て、桃園MRTの高鐵桃園駅から空港を目指します。

 

空港に行くためは台北方面行きの列車に乗車します。

反対側の終点である老街渓は台湾鉄路の中歴駅近くにある駅となっています。

 

にしても、飛行機が出るのは0時過ぎで空港に着くのは22時過ぎ頃になりそうなので、正直に言えばもっと早く移動しておくことが望ましかったと思われます。

(逆に言えば今くらいの行程がデッドラインという感じでもありますが)

 

改札内に入ると床にはどちらのホームがどっち方面に行くホームかを分かりやすく表示したものが。

もちろん機場(空港)側に行きます。

 

ということで、20分程度で空港第1ターミナル駅(桃園機場第一航廈站)に到着しました。

平日の夜だったのでそれほど人は多くありませんが、金土日祝日あたりだともっと人が多くて移動に時間がかかるのかもしれません。

 

搭乗手続きや荷物の預け入れ、保安検査も比較的空いていてかなり余裕を持って空港の出発ロビーまで辿り着きました。

 

ここからは0時過ぎの羽田行きに搭乗して帰国しますが、そのフライトの様子はYouTubeに搭乗記動画を上げたので、お時間があれば是非ご覧ください↓

youtu.be

 

…ということで、7/1-3の台中旅行の記事を無事全て書き上げることが出来ました。

やはり旅程を一度に全て書くよりも小分けにして記事を放出する方がよかったようなので、次回以降もYouTubeの動画とも併用しながら様々な場所への旅行記をこまめに投稿していければいいなと思います。

 

それではまたどこかでお会いしましょう。

台中観光④(旱渓夜市)(2024.7.2)

こんにちは。

ここまで4回に渡ってお送りしてきた台湾・台中市内の旅行記もこれで最後、日が傾いてきた時間の台湾で観光に訪れたい場所といえば…ということで、今回は夜市を訪問した時のお話をしていきたいと思います。

 

(↓前回まで)

yakyurin.hatenablog.com

 

台中駅の東側にあるららぽーと台中から更に南東の方向に進み、旱渓という川に架かる東門橋を渡ります。

橋を渡っている時に反対側から野犬か放し飼いかは分かりませんが、そこそこ大型の犬がやってきてすれ違ったのでかなりヒヤッとしました。

 

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さて、台中市内で最後の訪問地として選んだのは旱渓夜市と云われる夜市。

台中市内でも夜市は数多くあり、台中駅からアクセスしやすい場所も多々ある中で敢えてこちらを選んだのは、このあたりにちょっとした用事があったためです。

 

その用事は今回の旅のある意味メインイベントではあったのですが、これは近々作成する同人誌内でのみお伝えしたいなと思いますので、どうしても気になる方は是非そちらをご購入ください…(唐突な有料コンテンツ誘導で申し訳ありません←)

 

さて、橋を渡った先の街を色々と見て回った後で旱渓夜市の会場へやってきました。

17時開始ですが16時半過ぎくらいに着いてしまったので準備の様子を遠目に眺めながらしばらく待ちます。

 

だいぶ準備が出来てきたようです。

17時ぴったりに一斉に販売を開始するというよりは準備出来次第各自で営業を始めていく感じでしょうか?

 

お店が連なるエリア内へ入っていきます。

出ているお店は肉料理や魚料理からおつまみやスイーツ、さらにはゲームコーナーに至るまであり、日本のお祭りの屋台群がやや日常的な雰囲気の中軒を連ねている感じです。

 

メニューは色々ありましたが、初めての夜市ということもあって何となくガッツリ食べる気になれなかったので、ミニパンケーキのようなお菓子と紅茶だけ買いました。

ところで、筆者は大学時代に第二外国語として履修しておきながら中国語はさっぱりで、2度目の台湾渡航にも関わらず「你好」と「謝謝」しかまともに喋れない中でここまで動いていたのですが、ここまで来て「紅茶(中国語では「ほんちゃー」と読む)」という言葉を発して見事に店員さんに通じたので謎の感動がありました←

 

申し訳程度にお腹を満たした後は再び東門橋を渡って台中駅方面へ戻ります。

 

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そして橋の名前と同じバス停名を持つバス停からバスに乗って台中駅前へ。

 

このバスの経由した台中駅前のバス停は前の日に乗車した空港方面からのバスとは異なり、駅南側の通りに面した場所にありました。

 

…が、ちょうど朝にチェックアウトしてそのまま荷物を預けていたホテル・新駅旅店台中車站店の目の前に降ろしてくれたので個人的には好都合でした。

 

大変名残惜しいですが、深夜の桃園発の便で帰国する手筈となっていたので、ここからは帰路に就く様子をお伝えしていくこととなります。

その様子は例の如く次回以降の記事で紹介していきますので、またしばしお待ちください。

 

それではまた。

台中観光③(ららぽーと台中・帝國製糖廠臺中營業所)(2024.7.2)

こんにちは。

8月半ば、某大型即売会のスペース内やかつて荷物をまとめて行けとも云われた某球場のスタンドで暑さにやられて少しずつ蓄積したダメージで体調を崩し気味になりつつ、「約1か月半前のこの時も結構しんどい暑さだったなぁ」と想起しながら今日も台中の旅行記を記しています。

 

前回に引き続き台中市内を観光しますが、ここで今回記事として取り上げてきた場所の位置関係を確認しておきましょう。

 

1つ前の記事2つ前の記事は青色で網掛けをしている駅の北西部、3つ前の記事は赤色で網掛けした駅の南部が舞台となっており、これから訪れるのは駅の東側にあるオレンジ色のエリアとなります。

 

駅の東側の出口から降りてしばらく歩きます。

こちら側は歩道がまともに無い場所もあったので少し怖かったです。

 

先ほどの施設からしばらく歩くと、小さな沼のほとりに出ました。

これは星泉と云うそうで、商業施設(諸事情により計画が頓挫)建設のために掘られた後に放置された窪地に地下水が溜まって出来た沼とのこと。

意図しない形ながら半ば人工的に出来た湖ですが、しっかりとした生態系が息づいていた貴重な環境として地域住民から大切にされているようです。

 

湖のほとりを歩いていると、対岸を走る台湾鉄路の高架線上にEMU3000型(新自強号)が現れたので申し訳程度に撮り鉄タイム。

それなりにいい感じの構図で撮れましたが、この付近で撮影ポイントをしっかりと見定めればもっと綺麗に撮れるかもしれません。

 

さらに歩いていくと、かつてこの地にあった製糖工場に関するモニュメントなども。

 

ロッコみたいなものも。これも製糖工場関連のものでしょうか?

そしてこの背景にある建物は日本でもお馴染みの「三井ショッピングパーク ららぽーと」です。

人工の湖のほとりに大型商業施設が軒を構えるのは埼玉県越谷市レイクタウンのような雰囲気がありますが、あっちはイオン系列なのでちょっと違うかも…?

 

中に入りました。とても涼しかったのでしばらくここをフラフラします。

 

中にある量販店やレストラン、フードコートなどは日本資本や日本の大型商業施設でお馴染みのお店が殆どでした。

 

身体の火照りがある程度収まったところで屋外に戻ります。

サトウキビ畑の横の綺麗に整備された遊歩道を進みます。

 

このあたりはかつて製糖工場(帝國製糖廠臺中營業所)があったことは先述しましたが、当時の建物を利用した資料館のような施設があるようなので行ってみます。

 

中ではこのような形でハンドメイド品の売店や美術品の展示などが行われていました。

 

勿論この建物やかつての工場について解説するコーナーもあります。

 

そして奥の方にはレストランがありました。

店員さんに声を掛けると「利用には時間制限があること」と「(おそらく?)お一人様だと追加料金がかかること」を説明されましたが、先ほどのららぽーととは違って台湾式のお料理をいただけそうなので入店しました。

 

定食メニューはご飯と肉系の料理2品と野菜系の料理に漬物と何らかのお茶をゼリーにしたもの、そしてドリンクという構成。

肉系の料理は3種類から2種類を選ぶ仕様のようで、それで組み合わせが3種類、さらにヴィーガンメニューも含めて定食のパターンがAからDまで4種類用意されていました(どれを頼んだかは失念しました)。

食べる量の多い男性だとちょっと物足りないかもしれませんが、見た目以上には意外とお腹を満たせて美味しかったです。

 

帝國製糖廠臺中營業所を後にしますが、次の目的地に行くには少し時間が早すぎる状態で、かといって炎天下の外で待っているのは辛いと思ったので先ほどのららぽーと台中の建物内に戻ります。

 

建物の上から下までどこか時間を潰せるところがないかうろつきます。

しかしこうしてみると日本のららぽーとと大差ない感じですね…

 

色々と回ったあとで最終的に地下1階にあるコメダ珈琲店に入店しました。

抹茶を使ったメニューが台湾限定であるとのことなので、頼んでみます。

 

抹茶オレはメニューの写真を見てる限りでは日本式のお茶会で使う茶碗と同じくらいの大きさの器かと思いましたが、まぁそれなりに大きかったです。

コメダで質量に注意しないといけないのは日本でも台湾でも同じ模様。

 

そしてエビカツサンドも注文。

店内のコンセントを借りてスマホを充電するがてら1時間ほどのんびりしました…

 

…というところで文字と写真の分量も温まって来たので今回の記事はこのあたりまでで。

台中市内の観光の話題は次回で最後になりますので、どうかお楽しみに。

 

↓次回作も出来ました

yakyurin.hatenablog.com

 

P.S.

当ブログのタイトルですが、この度仮で付けていた「BXおでかけノート」から「パリスグリーンの花嵐」というものに変更しました。

引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 

それではまた。

台中観光②(臺中驛鐵道文化園區)(2024.7.2)

こんにちは。

同人誌の下書きも兼ねる形でのブログ執筆が意外と捗っているので、今のうちにどんどん記事を書いていきます。

 

yakyurin.hatenablog.com

さて、前回は台中市街の人気観光スポットであるスイーツショップ2店舗を回りましたが、今回は台中駅付近のスポットをもう一か所ご紹介します。

 

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それがこちら、「台中駅鉄道文化園区(臺中驛鐵道文化園區)」です。

日本統治時代の1917年に建てられ、2016年に現在の高架化された新駅舎に切り替わるまで使われていた台中駅の旧駅舎が保存されている場所となります。

 

入場料などは特に必要ないようなので早速正面入口から施設の中へ。

改札や看板などの多くが当時のまま残されています。

 

かつてホームだった場所へやってきました。

柱の飾りがかなり目を引きます。

 

駅構内の跡地には線路も一部残されており、この駅舎同様に役目を終えた台湾鉄路の車両も展示されています。

 

ホーム跡地の台北方面寄りには2014年(動態保存も含めれば2019年)まで運転されていたDR2700型気動車が2両留置されています。

 

前面貫通扉が開かれており、中に入ることが出来るようです。

 

ちなみに、扉が閉じられているとこんな感じです(朝通りがかった時に撮影)。

…筆者からすると実家のような安心感のある見事な小田急顔ですね、はい。

 

2両目のドアからも中に入ることが出来るようなので、入ってみましょう。

 

運転台がある1両目は台湾鉄路関連のグッズや台湾のお土産が豊富に取り揃えられたお店となっていました。

 

2両目はドリンクを提供するカフェカウンターとなっていました。

 

ということで先ほど宮原眼科で買ったチョコクッキーをお供にしてドリンクをいただきます。

中国語が読めないので完全に雰囲気でドリンクを選びましたが、何らかのお茶のラテだったようです。

 

この後はホテルがあった側と同じ駅の反対側に移動して更に観光を続けますが、今回の記事はここまでとなります。

思った以上に写真も文章も少なくなったので、こちらの内容も前回の記事にまとめてよかったかも…となりましたが、まぁ記事として出せるのであればそれでOKということにしておきましょう。

 

それではまた。

 

次回↓

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台中観光①(宮原眼科・第四信用合作社)(2024.7.2)

こんにちは。

今回も前回に引き続き台湾・台中旅行の記録になります。

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ホテルから台中駅を通り過ぎて駅の反対側へやってきました。

この日の台中市内の気温は35℃以上でしたが、湿気はなく、ただただ日差しが痛いなぁという程度。

 

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駅前から100m強歩いたところにあるのが台湾市街地でも屈指の観光スポット「宮原眼科」です。

 

このスポットの存在を初めて知ったのは昨年の野球・台湾ウインターリーグに派遣された千葉ロッテマリーンズの高野脩汰選手が試合のオフ日で訪れたというツイート。

眼科と聞いて「え、眼を悪くしたんか!?大丈夫か!?」となったのですが、何のことはない、ここは日本統治時代の医院の建物をリノベーションしたお菓子屋さんだったのです。

 

営業開始は10時でしたが、JABAタイム対策が遺伝子レベルで徹底されている筆者は9時40分頃に到着。

暇を持て余しつつ外の様子を記録します。

 

営業開始5分前くらいになると人気スポットということもあり平日にも関わらずかなり多くの観光客がやってきました。

 

10時になって入店しましたが、ま~~~~~アレです。

「エモ」と「映え」が詰まった大変素晴らしい空間となっています。

売り物も綺麗にお洒落に陳列されているので手に取って買い物かごに入れてもいいものかとちょっと不安になりますが、勿論大丈夫です。

 

ショーケース内の商品は店員さんに言って取ってもらう方式ですが、こちらの店員さんの中には流暢な日本語を話せる方もいらっしゃいました。

「いや日本語喋れるんかーい!」という某笑いのニューウェーブ的なツッコミをしたくなるシチュエーションは台湾の至る所でよくあることです。

 

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さて、先ほどの宮原眼科はお土産を買うスイーツショップ的なもので、買ったものを座って食べるスペースはあまりないのですが、そういったニーズを補完しているのが付近にある系列店・第四信用合作社です。

こちらも日本統治自体の金融機関をスイーツ店にリノベーションしたお店です。

 

こちらもなかなか映えそうな感じでよき。

 

そしてこちらにはアイスクリームのショーケースの前に広めのイートインスペースが用意されており、ゆっくり座ってスイーツを楽しむことが出来ます。

 

こちらで注文したのがワッフルパフェ。

好きなアイスを2個か3個選び、さらにその上からトッピングを2種振りかけてもらえますが、アイスはフレーバーによっては通常のものより若干高くなっているのに注意しておきましょう。

しかし暑さの日にぴったりな贅沢な一品でした。

 

このあと駅の方向へ戻りますが、道中にもエモーショナルな装飾が。

 

さて、今回の記事は少し短いですがこのあたりまでで。

次回も台中駅付近の観光スポットの訪問記をお届けします。

(2024.8.17追記)しました。

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台中空港→台中中心部(新駅旅店台中車站店・大魯閣棒塁球打撃場 新時代館)(2024.7.1-2)

お久しぶりです。

都市対抗野球本戦やコミケの準備に現を抜かしていたため、このブログへの投稿もだいぶ空いてしまいましたが、今日からぼちぼち再開していきます。

 

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前回はタイガーエアの台中行き初便に乗って台中空港に降り立ったところまでをお伝えしましたが、今回はそこから台中市内に出て一晩を明かしたところまでの様子を紹介します。

 

台中空港で入国審査を終え、到着ロビー内のコンビニでICカードをチャージしてからバス乗り場へやってきました。

元々この空港で手続きをする場所がコンパクトなだけではなく、乗っていたタイガーエアの便はガラガラな上に同時に到着する他の国際線もなかったので、前回桃園に降り立った時よりもかなりスムーズに到着ロビーまで出れました。

…が、現地eSIMの設定が上手く行かなかったため、中華電信の窓口に立ち寄っていたのでバス乗り場に出るまでに少し時間がかかりました。

 

台中の中心部まで行くことの出来るバスは他にもあったのかもしれませんが、乗り間違えた時が悲惨なので、事前に調べた際に出てきた確実に台中駅を経由することが分かっている系統のみ利用しようとして10~20分ほど待ちました。

すると待ちぼうけしているのを見かねたのか、(おそらく)別方面行きで待機しているバスの運転手さんに「どこに行きたいの?」と尋ねられ、「台中駅です」と答えてる最中にちょうど1番のりばにお目当てのバスがやってきたので、無事正しいバスに乗れました。

ただ停車時間が結構短かったので、その運転手さんが案内してくれていなかったら迷っている間に乗り逃していたかもしれないので大変に助かりました。

やはり一般によく言われるように台湾の方は親切な方が多いです。

 

さて、台中空港から台中駅付近までは約1時間強かかります。

空港を出発したのが20時頃だったので、駅への到着は21時10分頃の予定…

 

しかしこれは日本との大きな違いで、台湾では路線バスであっても早着・早発上等なようです。

乗車していたバスは「500」になりますが、こちらに反映されていないだけで5分以上は明らかに早いペースで走行していますし、何ならその上のバスは堂々と「早着」の文字が出ています。

 

ということで、21時ちょうどくらいに台中駅に到着しました。

バスターミナルは高架駅となっている駅舎の1階部分にあります。

 

階段を上がって台中駅の入口に来ました。

今宵の宿・新駅旅店台中車站店(楽天トラベルでは「シティインプラス台中駅ホテル」という名前で表記)は駅の反対側にあるので、コンコースを抜けて反対側へ向かいます。

 

駅の反対側は時間帯のせいもあるのか少し暗めの雰囲気。

 

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チェックインしました。

ホテルのフロントで制服の胸元に日の丸のピンバッチを付けている方は日本語が話せる方のようで、日の丸以外の国旗の方もいたので、どの方がどの外国語に対応しているかはそこを見ればよさそうです。

 

ホテルに到着してこれで今日の行動は終わり…とはせず、スポーツウェアに着替えてすぐに外出します。

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向かったのはホテルの程近くにあるショッピングモール。

 

モールの中に入り、エレベーターに乗って7階へ向かいます。

 

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「大魯閣棒塁球打撃場 新時代館」にやってきました。

早い話がバッセン(バッティングセンター)です。

営業時間は22時までだったので閉店間際に訪れたことになります。

 

フロントでコインを購入します。

1打席30TWD(10TWD硬貨×3)でプレー可能ですが、コインを購入した場合それより若干安くプレー出来るみたいです(細かい値段は失念)。

 

打席は「棒球」と「塁球」に分かれていますが、前者が野球で後者はソフトボールになります。筆者は勿論「棒球」側へ。

球速は一番速くて100km/hくらいで「大したことないな」と思いましたが、いざ打席に入って仰天。

「え、マシンの位置近すぎん???」

ソフトボールをあまりやったことがないので分かりませんが、下手すればその投本間よりも近いくらいの間隔です。

そんな状況なので慣れるまでは振り遅れだらけになります。

あと打球が飛んで当たったところによってはかなりのスピードでこちらに跳ね返ってきます。

日本の郊外にあるバッティングセンターと同じ感覚でプレーすることは難しいかもしれませんが、これはこれでいい練習にはなるかも?という感じでしたね。

 

2打席分くらい打ってその後はどこかの飲食店で夕食を…と思いましたが、近くのお店は大体どこも22時までに閉まってしまい、アテがなかったので全家便利店(ファミリーマート)の販売物で済ましてしまいました。

まぜそば?のようなものでしたが、これはこれで美味。

これでようやく1日目の行動が終了しました。

 

翌朝起きたのは6時前頃でした。

まだ朝食まで時間がありましたが、部屋の机上にはお茶やコーヒー、さらにビスケットやスナック菓子がサービスで置いてあったので、パソコンで作業をしながら空腹を程よく満たせました。

 

朝食は7時からスタートでした。

エントランス内の階段を降りて地下にある会場へ向かいます。

 

バイキング形式のものをこんな感じで盛り付けました。

果物のラインナップが台湾らしい感じになっていますね。

 

朝食をいただいたあとは部屋に戻って9時半前頃まで再びパソコン作業をし、チェックアウトしました。

時間に余裕があったのでアンケートに回答したのですが、満足度に関する諸項目を5段階評価で大体全部4か5にしたものの、パソコン作業中にWi-Fiが何度か切れたことが気になってそこだけ3にして提出したところ、後日「Wi-Fiに関してご満足いただけなかったようで申し訳ありませんでした。今後改善に努めますのでまたよろしくお願いいたします。」といったメールが届いたのは大変驚きました。

このあたりも含めてとても素晴らしいホテルだったと思うので、台中駅周辺に宿を取りたい方には是非おすすめしたいと思いました。

 

エレベーター内には本日の天気の予報が。

「36度はエグいわ~」と思っていましたが、約1か月後には地元でもこれくらいの気温がバンバン出てしまうようになるとはこの時は露知らず…

 

今日は夕方まで台中市内を巡るので、こちらに荷物を預けて出発です。

…というところで今回の記事はここまでとします。

 

次回は日本人にも人気の「あの観光スポット」に訪問します。

どうぞお楽しみに。